でがらしくらし

福知山で小屋を建てたり狩猟をしたり田舎暮らしをしたりな日々を綴っていきます

入植八日目:井戸埋め立て

朝、カプホテより帰宅して即作業開始。はす向かいさんに連れられ、近くの沢に設置されたポンプ小屋から予備の水中ポンプを運び出します。
20160112_01井戸埋めポンプ

その後やはりはす向かいさんと一緒に福知山市街地へトンボ帰りして重機レンタル業者へ。出発前に申請しておいたミニバックホーを運搬用2tトラックとともに受け取り帰宅。
20160112_02井戸埋め重機レンタル店前

20160112_03井戸埋め重機レンタル店中

借りたミニバックホーの雄姿。林業時代に何度も目の当たりにした油圧システムの凄まじさを今日もまた痛感することとなりました。
20160112_04井戸埋め重機レンタル

10時過ぎから作業開始となりました。
本来なら作業前日までに予約して当日は開店と同時に重機を受け取り、一分でも長く作業時間を確保して延長・追加料金を避けるのがセオリーなのだそうですが、突発的に作業が決まった昨日は祝日で業者さんもお休みだったためやむを得ません。

まずは、昨日の作業でガラを投棄したぶん上昇した水をポンプで抜き取ります。目安は、排出される水から濁りが無くなるまで。
以下、ポンプ投入の図
20160112_06井戸埋めポンプ投下

排水中の図
20160112_07井戸埋めポンプ排水中

古い水中ポンプで排水ホースが切れ切れなのと、井戸が予想以上に深かったため複数本のホースをパイプで繋いだり番線で固定したり色々と(お向かいさんとはす向かいさんが)苦労しましたがなんとか排水完了。

いよいよ重機を使って庭土を削り、井戸へ投下していきます。
まずは庭土採取現場。
敷地の南東部、駐車スペースの北側にある元花壇らしき箇所の土を利用します。
20160112_05井戸埋め前庭作業前

作業の妨げとなる、既に倒壊風味だった門に止めを刺します。
20160112_08井戸埋め門撤去

写真はありませんが、やはり邪魔な庭木を何本か、こちらはチェーンソーで伐倒しました。
正直、林業関係のスキルを再び使う時がこんなに早く来るとは思ってませんでしたよ。

そして本日の作業システムの全容。
20160112_09井戸埋め作業システム

バックホーで庭土を削り出しスロープを形成。これまでの片付作業で出た廃材の中から比較的まともなコンパネを探し出して作業路にします。
要はバックホーから一輪車へ土砂を積み込み、人力で井戸へ投入していきます。バックホーで直接井戸へ土砂を投入できれば良かったのですが、軒が深く建物を損壊する恐れがあるためこのシステムとなりました。

後はまあ言うまでもありませんが。
重機担当   : 元・土建屋社長の重機のプロであるはす向かいさん
各種フォロー : お向かいさん
一輪車担当  : 自分
役割分担はこのとおりです。


そして写真はここで終了。
撮影してる余裕なんてあるわけ無いじゃん(無いじゃん)。
手も足腰もガタガタになるし。
実はそうなる遥か手前で勢いあまって借り物の一輪車を井戸へ投入するし。
それを救出しようにも完全に水没してるし。
ハシゴを掛けて降りようとしたらそのハシゴさえも危うく水没しそうになるし。
じゃあ水をいったん全部抜いてしまおうとしたけど雨のせいで地下水が増水しているらしく
何時まで経っても底は見えないし。
結局一輪車は諦めて人柱(一輪車柱)として埋め立て再開したはいいものの
林業用スパイク付長靴のせいでコンパネの上で足をすべらせて最低4回は土砂をぶちまけるし。

つまりはことごとく僕のせいで作業は遅れに遅れました。
昼過ぎにはレンタル延長を業者さんへ申し入れてましたが、しかし5時前にはなんとか概ね埋め立て完了。
作業後の地均しなどは明日僕がすることとして、重機を当初の予定通り一日で返却することが出来ました。
クラッチペダル踏むたびにふくらはぎを攣りながら。
バックホー・運搬用2tトラック・燃料代に各種保険など含めて合計22,800円。

これ人力で行ってたら、余裕で春先までかかってました。
ていうかそもそも放置するつもりでいましたが、こうして井戸を埋め立てることで湿気を完全に絶つことが出来、後顧の憂いというやつがすっかり霧消しました。

お向かいさんとはす向かいさんには感謝の申し上げようも無く。
自分が猟師になれた暁には、両氏の求めに応じて何時でも何度でもそのとき最良の肉を無償提供するという話になりました。
要は出世払いというやつで。もはや両氏には生涯完全服従しようと思います。

昨日今日の作業の影響で明日は死んでると思いますが。
それでも弁償分の一輪車を買いに行って。
お借りしたポンプやら二台目の一輪車やらは洗ってお返しして。
ほんのわずかに残った埋め立て分や地均しや泥だらけになった室内の掃除はどーなるか判りませんが。
明日は明日のこととして今日はここまで。

入植七日目:超次元予定変更

朝食はミスドでクレームブリュレをモーニングセットでお得に食べようと思ってたのに焼きあがるの10時頃と言われて朝から出鼻を挫かれました。

何も食べる気にならずマイハウスへ帰還。床板の様子をチェック・・・
20160111_01防腐剤塗布翌日

写真だと判りにくいでしょうが、イマイチ乾いていません。
説明書によれば乾燥に要する温度は5度以上。
それに対し昨日ほどの冷え込みではありませんが9時の時点で気温は1ないし2度。
20160111_03朝の温度

昨日作業を終えたのは夕方4時頃でそれなりに冷えてきてましたから、必要積算温度に足りず揮発しきらなかったようです。

で。このまま乾燥するまで待つかというとそんなつもりになれず。
揮発してないということは成分が材に長く留まってる訳だから薬品の浸透もより進むだろうという頭の悪い理屈で自分を騙して二度塗りスタート。20160111_02防腐剤塗布二回目

すごく・・・白いです・・・

それでもめげず作業続行。そのうち気温が上がるにつれて浸透しているのか揮発しているのか判りませんが白さは目立たなくなっていきました。

なんでこんな無謀なのかと問われると、大引きに使われている材が枕木だと判ったからです。
電車の枕木はどっぷりと薬品に漬け込んで、モノによっては50年以上の耐久性を誇るとのこと。そんな代物が一番下に使われてるんなら床板の防腐処理にそれほど神経質にならなくてもよかろうかと。
塗料に一万円投じてることには目を瞑ってます。

昨日よりもたっぷりゆっくり塗りこんで昼前には床板への二度目の塗布作業完了。
昼ご飯はご近所さん達にお呼ばれしてご馳走になりました。

ホットプレートで作るホルモン焼うどん
20160111_04お昼01

お出汁の効いたおでん。サトイモが入ってるのが珍しかったですが美味でした。
20160111_05お昼

焼うどん2杯目ー。
20160111_06お昼


そのままお茶しつつ皆さんと雑談。どうせ防腐剤が乾くまで作業は出来ないし、今日はドアの設計に費やすだけのつもりだったのでまったりしてたんですが。話の流れで質問が飛んできました。

「(バーベキューの)炉とか井戸とか邪魔でしょ。どうするの?」

炉は囲炉裏に改造しようと思ってましたが、通常の囲炉裏のサイズは炉が50~60センチくらい。枠の端まで入れて75とか90センチとかで、それに対してウチの炉は130センチオーバー。デカ過ぎです。
新しく断熱材と床板を敷いて作る床面の下に沈めてしまい、炉の中には耐火煉瓦を並べて小さくしようかと思ってましたが。それだと天井が低くなるし新旧の床板の間に風通しの悪い空間ができて虫やら湿気やらが溜まりそうだと気になってました。

井戸に関しては以前の記事の中で述べたとおり。
水質は飲料に適さず、山の湧水を引いてきた水道がすぐそばにあるのでこのまま封印して物置台にするつもりでした。
しかし当然ながら湿気の塊というか只の水なので、建物への悪影響は半端ありません。実際、二日目くらいに蓋を開けてみたときなんとなくジットリした感じでしたし。

つまりは確かにどちらも邪魔で、しかしどうにも出来ないのでこのまま正に臭い物扱いで蓋をしてしまうつもりでした。ら。

「じゃあもう炉は壊して井戸は埋めちゃえば?」
「囲炉裏はどうしても欲しいってわけでもないですし。出来ればそうした方がいいでしょうけど・・・でもコンクリ製だし。割れ目から鉄筋とか見えてるし。無理でしょう」
「ハツリ機(電動ハンマー)あるよ。鉄筋はグラインダーで切れるよ。貸したげようか?」
「・・・!?」

発言者ははす向かいさん。お世話に成りまくってるお向かいさんは現役の木工職人さんですが、聞いてみるとはす向かいさんは引退した元土建屋さんで、この後でご自宅のでかいガレージの中を見せてもらうと工事現場でみかける工具が溢れてました。

で。あれよあれよと話は進んで、自分・お向かいさん・はす向かいさんの三人で炉と井戸枠の撤去作業を行いました。

防腐剤塗布に際して炉と井戸枠の上に積んでた家財一式を軽トラへ。
20160111_07炉井戸撤去軽トラ

3kg弱のハンマーで炉を叩き割るはす向かいさん。
その程度の重さでコンクリートって壊せたのか・・・
20160111_09炉井戸撤去ハンマー

グラインダーで鉄筋を切るお向かいさん
20160111_08炉井戸撤去グラインダ

ハツリ機で、ハンマーでは割りにくい下部を破砕するはす向かいさん。
20160111_11炉井戸撤去井戸枠破壊01

20160111_11炉井戸撤去井戸枠破壊02

20160111_11炉井戸撤去井戸枠破壊03

20160111_11炉井戸撤去井戸枠破壊04

ガラは井戸へ投棄していきます。
先述のとおり水質は飲料に適さず、マイハウスより下流に井戸水を使用している御家庭はなし。木質など腐るものや薬品等ならともかく、コンクリ破片や少量の金属なら構わないとのこと。

それにしてもお向かいさん、すっごく楽しそうに破壊作業に勤しんでいらっしゃいました。ハンマー振るいながら「うりゃあ」とか言ってたし。

若干ブレてますが、地面より上の部分を破壊した井戸枠。
20160111_12炉井戸撤去井戸穴

けっこうな量のガラを投入しましたがまだ深いです。ていうかハンマー振ってるときとか落ちそうで怖かった。
バーベキュー炉も完全破砕して井戸へ投棄済み。

井戸穴のこの後ですが、防水シート+板とかで塞ごうかとも話してましたが、埋めてしまうのが一番いいだろうとの結論に至りました。それで、
「砂利とか業者に依頼したら作業料込みで何十万かとられるし。パワーショベルの資格あるなら(あるんです。身の上は申告済み)一日八千円くらいでレンタルできるから庭土で埋めればいいでしょ」
そういうことになりました。

ついでに言えば、土砂とか砂利とか投入すればその嵩の分だけ水面が上がってくるので途中ポンプで吸い出す。それから更に埋めてしまえばもう地下水位以上はあがってこないそうです。
そしてポンプははす向かいさんが持ってるし、重機レンタル業者にも昔のツテで口利きして下さるとのこと。

つくづく周囲の人たちに助けてもらってるばかりです。早く生活落ち着けて恩返ししていかないといけません。

作業後のマイハウス。12畳くらいはある広大なスペースに変わってしまいました。
つい先日まで暮らしてた高知のワンルームは6畳くらいでも持て余していたとゆーのにw
20160111_13炉井戸撤去後

ほんの数時間前まで全く想像すらしていなかった状況です。
明日は重機を借りてきて井戸穴を塞ぎ(但し即日レンタルできるかは不明)。
その後は根太+断熱材+合板で仮床まで張ってしまおうと思います。
それからドア作って壁作って内装を整えて炊事場とかトイレとか設える予定。
マジ一日ごとに予定が変わっていきますw


今日の夕飯。ハンマーとか振りまくって明日か明後日には筋肉が死ぬこと確定なので大戸屋で肉類を摂取しておきました。
20160111_14大戸屋夕飯

入植六日目:防腐剤塗布

あまりの寒さに目が覚めた今朝、テントから出ると霜がビッシリでした。
20160110_01霜

テントから出て左を向いた光景。判りにくいかもですが、雪かと思うくらいに庭が真っ白です。

お天気サイトで確認したところ今朝の当地はマイナス2度。
正直、あまりの寒さとは言いましたがそんなものかと拍子抜けもしました。
厚着+寝袋二重+毛布で防備していたとはいえ中のTシャツはロンTでは無く、最終兵器・ハクキンカイロは使わずに済みましたし。これなら最悪ドアと壁が間に合わなくても案外なんとかなるやも知れません。

さて。
今日からドアやら壁やらの作成に入ると言っていましたが予定変更。
この小屋の現状の床は、板一枚を貼ってるだけで隙間からは下の地面が見えてる状態です。横からだけでなく下からも風がスッカスカ。ゆえに、断熱材と更なる床板を貼るつもりではあったのですがふと思いました。

この床板、腐ったりするまいか、と。

そもそも基礎からして重量ブロックに大引きを載せてるだけで地面との距離は近いし、防腐処理をしてあるかも判りません。(見た感じしっかりはしてますが)
古民家再生とかだと床板をはずして大引きや根太に防腐剤を塗ったり、場合によってはジャッキアップして基礎の交換から行ったりしてますが、ぶっちゃけそこまでやる気力がありません。

よって折衷案として、今の床板に防腐剤を塗っておくことにしました。
そんなことしたって大引きや根太を放置してたら意味は無いんですが、しかし基礎も床もついでに柱や屋根も現状しっかりしてます。何年も放置されてた割に。
そもこの小屋を作った前の住人は本職の大工さんで、ウチの集落の他の家屋も何軒も手がけてる方です。ついでに今は福島で復興住宅建設のお仕事を行ってるとのこと。

つまりはそんな方が自分の土地にいい加減な建物を建てたりはしないだろう、と。まあ直截お会いしたことはないので全幅の信頼を寄せるわけにもいかず、先述の折衷案を採ることにしました。どうせ迷惑するのは自分だけですし。
ちなみにドアや壁より防腐剤を優先するのは、風通しwが良いうちに塗ってしまうのが吉だろうという判断です。


そんなわけでホームセンターの開店を待って、防腐剤一式を購入してきました。
以下、ウッドガード7リットル入りと刷毛とペール缶。ついでにドア作り用のコーススレッド。
20160110_03ウッドガード

20160110_02防腐剤道具

ウッドガードは防腐・防虫・防カビ・撥水効果があり、材の表面に膜を形成するのではなく内部へ浸透するタイプ。たっぷり塗り込めば根太や大引きまで垂れて効果がでるんじゃないかという甘い見積もりもあります。店には他商品との比較一覧表が掲示されており、その中で一番バランスのよかったこの製品を選びました。お値段1万円弱也。

とりあえずは試し塗りとして、昨日できたトイレ予定地に塗ってみました。色は無色のクリアタイプ。塗りムラが目立たないからとかそんな理由で選んだのではありませんよ?
20160110_06ウッドガード中身

中身は牛乳みたいに真っ白ですが。

説明書によれば二度塗りする必要があり、乾燥まで冬は三時間ほど掛かるとのこと。なので待ち時間の間に外壁にも塗ってみました。
20160110_07外壁塗布途中

大引きに塗ってる最中。白くなってますが刷毛で塗りこめば色は消えます。
肝心の床板の写真がないのは、撮ったんですがあまりにも手ブレし過ぎてたから見苦しいなんてレベルじゃなかったので削除した次第ですorz

とにかく三時間近くが経過し、では二度塗りを行おうかとしましたが念のため説明書を確認すると
”冬場は乾燥に三時間。二度目塗布まで六時間は間をおくこと”
なる旨が記載されてました。
うっかり見落とし。あと三時間も待ってれば余裕で日が暮れてしまいます。

よってまたもや急遽予定変更。本日のうちに床全体に一度目の塗布を行ってしまうことにしました。そして明日に二度目を塗ることで、防腐処理作業が都合二日で完了できます。
(当初の予定では、乾燥を待つ間にドアや壁を作成しつつ、二度塗り出来た所に荷物をずらし、開いた所にまた防腐剤を塗っていく、という数日を掛ける手順を考えてました)

というわけで大急ぎでテントをたたみ、各種荷物は井戸枠や昨日つくったテーブルの上に積み込み、収まらない分はお向かいさんの倉庫に預かってもらって床全体を開けました。

・・・ある日お向かいさんが突如キレたりされても、最早文句は申しません。

とにかく小屋内部はこんな感じに早代わり。
20160110_08荷物あげ
20160110_09荷物あげその2

色の濃いところが、一回目を塗った部分です。
この後 床前面に防腐剤を塗りこみ、四時頃には作業完了。残った防腐剤は外壁に塗りこんでおきました。
20160110_12残りで外壁塗布


んでもって片づけ中にまとめておいたお泊りセットを持って、予定より一日早く例のカプセルホテルにチェックイン。三日ぶりにシャワー浴びて洗濯してぬくぬくとブログ更新してます。

明日は当然二度塗りを行うのですが、その後が不明。今後数日は雨か雪の予報ばかりで、大工仕事は難しそうです。室内でやったら、荷物を降ろせないので生活が出来ないし。

まあ予定を立てたってどうせ変更するんですしね!
とか開き直って本日はここまで。
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