でがらしくらし

福知山で小屋を建てたり狩猟をしたり田舎暮らしをしたりな日々を綴っていきます

狩猟

今月のアレがまだ来ないの

・有害鳥獣駆除の従事者証が届かない、ってことなんですけど。
おやおや、なんだと思ったんですかあ?
ゲーッスゲスゲスゲスゲスゲス・・・

・ごめんなさい。
マジごめんなさい。
これは無いわー。我ながら何時にもまして最悪でしたわ。
心底反省してます。

・で、許されたところで有害鳥獣駆除の従事者証。
去年は4月13日に届いてました。
一昨年はちょっと記録してないんですが、ワナを設置した初日が4月12日なのでそれ以前に届いてたのは間違いなく。
しかるに今年はさっぱり音沙汰がありません。
お隣の京丹波町では、例年通りに有害鳥獣駆除が始まっているというのに。

てゆーか、4月の上旬に用事で役所に行ったついでに担当部署で直接訊ねたときには、4月中旬には発送予定とか言ってたくせにマジこん畜生。
で。
今週末によーやっと封筒が来たと思ったら、中身は各種手続き等の変更内容の説明だけで肝心の従事者証が入ってないし。
入れ忘れ喰らったのかとも思いましたが、通知の文面を読むに、どうも今年の駆除期間の始まりが5月1日みたいなんですよね。
前述のとおり、例年従事者証が届くのは4月の半ばで、実はそのくせ駆除期間は4月1日付で始まってたので、つまりは丸々一ヵ月も期間が短くなるってことかコレ。
従事者証が届くのがGW明けかもしれないなんてマジ有り得ねー。

・一ヵ月もあったらシカの百頭ばかりも血祭りに上げて、褒賞金で軽トラを買い替えるくらいは出来てたのにどーしてくれる。
それは冗談としても、会社的には割と本気で困ってます。
協力頂いている猟師さんはほぼ全員が主業は農家さんで、この時期は農繁期なのでワナをほとんど仕掛けてもらえず搬入量が激減するというのに、更に半減以下ですからね。
今日、よーやっとシカが搬入されたんですが一体いつ以来なのかと。
久し振りの臓物の手触りと匂いと暖かさに癒されました。もちろん冗談です。

・なんでこんなに遅れているのかという理由なんですが、一応心当たりはあります。
このたび鳥獣捕獲の証明手続きが、これまで市町村単位でバラバラだったのが全国的に統一化されまして、それに対応するために色々と長引いたのかもしれません。

でもそんなん言い訳として認めてはあげません。
なぜなら近隣の市町村は例年通りに開始してますからね。
京丹波町なんて相変わらず猟期からシームレスに有害鳥獣駆除に切り替わっててマジ嫉妬。

この一ヵ月、個人的には事務仕事の方がクッソ面倒かつ大量にあって、それに集中できたのである意味で助かったかもしれませんけどそれはそれ、これはこれ。
もう兎に角なんかこう、しゃんとしやがれー。
せめて5月の1日か2日に届いてくれれば、GWの後半を利用して一気にワナを設置することも出来るんですがどーなる事やら。
いや、どーなるかは半ば予想というか諦めはついてるんでマジF●CK。
そういえば、去年会社を退職して専業猟師でやってる筈の先輩は息してるんでしょーかねこの状況。

日本農業新聞に掲載されたそうです

・当ブログにて時々話題に挙げたりしている京丹波自然工房さんが、本日発売の日本農業新聞に掲載されたそうです詳シクハ存ジマセンケド。

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第1面の反対側と言えばいいのか単に最終ページと言ったらいいのか、
とにかく通常の新聞ならTV番組表が載ってるページをほぼ占有してどどんと特集されててちょっとパないです。

電子版の記事はこちら


・で。
記事中でも言及されてるんですけど京丹波自然工房さんは今後2年間で処理頭数を倍増する目標を掲げてまして。
その為にこっそり人員募集中です。
具体的には、外でシカとかイノシシとかを獲ってくる狩猟者ではなくて、社内にて精肉とか商品製造とかを行う作業員ですね。
扱うのは骨と肉だけになった枝肉の段階からなので、内臓とか生首とかは「移動経路とタイミングに注意すれば」視界に入れずに済みます。

重さについては、枝肉状態でも大物だと30キロを超えたりしますが懸架器具を使いますので腕力に自信がないという方でも大丈夫です。多分きっと。

そしてなにより肝要なのが、「毎日働かなくても構わない人」。
自然の恵みですので、獲物の搬入には波があります。
多い時期もあれば少ない時期もある。処理頭数を倍増させるとしても、その辺りはどうにもなりません。獲物が入ってこないと仕事もないわけで。そんな時にはスッパリ休んでいただきたい。

とは言え、出勤したらいきなり「今日は帰れ」と言われたりとかはありません。
獲ってきた獲物はその日のうちに皮と内臓を取り除いて枝肉にしますが、そのまま数日間は冷蔵庫にて熟成させます。精肉作業はそれ以降ですので、いつやるかは数日前に段取りを組めます。
つまりは「不規則」ですけど「突発的」ではないです。

そもそも、処理頭数を倍増させるためには人手も倍にする必要がある、というワケではありません。
今の面子のままでも何とかギリギリ間に合わなくてアウト、という程度には足りそうな見込みです。
いえ足りてないんですけど、足りなくもないこともない、くらいのスレスレの瀬戸際ライン。強いて言うなら彼岸気味、みたいな。

なので人手を増やして余裕を持とう、てノリです。いっとき流行語っぽかったワークシェアリングというやつですね。
労働日数を減らすのか、一日あたりの労働時間を減らすのかは今後の流れ次第ということで。

ただし言わずもがなですが、給料は時給制ですので、労働時間が短いと収入もそれなりになるのはご了承ください。
ゆえに前述したとおり、「毎日働かなくても構わない人」。最低限の収入さえあれば後はのんびり生きていたい、みたいな人が理想です。最低限の収入に達するかどうかは存じませんけど。
他には、貯蓄とか不労所得がある人とか。寄越せ!おっと本音が。
とにかくそんな感じの方でご興味がおありでしたら、京丹波自然工房さんまでご連絡くださいませ。
ちなみに宅建の資格を持ってると大歓迎されるかもしれませんよ?
僕ハ部外者ナノデ ヨク判リマセンケレドモ。

「京都中丹認証ジビエ」プロモーション映像公開

・国が定める「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」を基本に、中丹地域の独自規準である血抜き方法等を加えた生産・衛生管理の工程を確認する制度である、「京都府中丹地域における野生鳥獣肉生産工程管理制度」というものが運用されています。突然ですけど。

で、この制度に適合したジビエを「京都中丹認証ジビエ」としてブランド化しようと、自治体をはじめ各種団体が日々努力してるんですけれども。こちらのプロモーション映像が先日公開されました。

part1(捕獲~精肉)
・「京都中丹認証ジビエ」の生産工程の紹介
・「京都中丹認証ジビエ」認証施設


part2(お料理紹介)
・「京都中丹認証ジビエ」を使用した料理紹介
・「京都中丹認証ジビエ」登録店舗


こちらの上のpart1の映像で、時々このブログで紹介している京丹波自然工房さんが紹介されています。クワシク ワ ヨク ワカンナインデスケドー。

・現場でのシカの捕殺、解体処理施設での解体の様子がダイジェストながら映ってます。
放血シーンとか内臓ポロリとか生々しいシーンはボカシで修正されてはいます。
いるんですけれども、目を細めたりするまでもなく向う側が大体把握できてしまう程度のボカシっぷりではあります。
被写体によってはむしろ超有能とさえ言える修正具合なんですが、とにかくそーいう次第ですので視聴は自己責任でお願いします。いやマジで。

・それで以下、part1を視聴して頂いたことを前提での話なんですけれども。
現場でシカを捕殺しているシーンで、黄色いカッパを着てナイフ刺したりシカを運んだりしている猟師。なーんかヤブっぽい雰囲気を醸し出してないですかよこいつ。
裾が裂けたカッパのズボンを、長靴に収まって問題ないからと2年近くも使い潰してるようなタイプですよきっと。
水道も無い掘っ立て小屋で生活してる風情なのにこんな所に映り込んでいて困ったものですねえ。穴があったら埋めてしまいたい気分です。

猟期終了

・猟師デビューの昨年度の猟期。
最初、自分のワナ5基でスタートして、途中から社長のワナ5基をお借りして計10基を運用した結果がイノシシ1のシカ11頭。

そして夏の間の有害鳥獣駆除で経験を重ねて2年目の今期、増やして15基のワナを運用した結果。
イノシシ0のシカ16頭。

なんか、パッとしませんなあ。
それどころか、ワナの数と猟果の比率が微妙に落ちているとすら言えそうなんですけれどもぼくちゃんさんすうにがてなんでわかりませーん。


・まあでも今年の冬は寒かったし仕方がありません。
言い訳になってねーぞヤブ猟師、とか突っ込まれそうなんですけれども割と本気で言ってます。

なるべく気配濃厚な獣道を探してワナを設置してはおりますが、一発で掛かることは無いワケでもないんですけれど何時も何時でも上手くいくなんて事もなく。
横を踏んだり跨がれたり踏み損なって空弾きしたり、そもそもその獣道を歩かなくなったりもしたりして、そのたび位置をズラしたりきっぱり他所へ移設したりとコマメに手を入れるのが僕の流儀です。
外れたなら次を待つより動かした方がいい。モンティホール問題というヤツです(違)。

そんなだからタップリ残った人の気配を獣が察して通らなくなるんだ、とも突っ込まれそうなんですけれども、このやり方で一年間それなりに獲れてきたんだから五月蝿い黙れ。
  
もとい。
こんな感じのやり方が、クッソ寒い朝だと土が凍り付いてて穴が掘れないんですよね。
土だけじゃなくて、ワナを隠すための落ち葉や枯草なんかも植物性の氷の板といった具合で。
ワナを動かすのに手を焼かされるのです。冷たいのに。

とにかく12月の中頃から2月の間はほとんど毎日が氷点下でしたし、昨年ほどではありませんでしたがドカ雪が結構残ったりして上記の状況が続いたために、イケてないワナを動かしたくとも放置してた期間が相当続いてしまいました。


・あと時間。
夜明けが遅い冬の間、始業前の見回りに費やせる時間が短いのにワナの数を増やした結果、見回りするのが精一杯で、ワナの移設やら新しい獣道や狩場の開拓やらをする余裕がありませんでした。

これは完全に自業自得でしたね。反省テヘペロ。
最早テヘペロとかヤバいんですかね。それはともかく。
来年はワナの数を減らすか、或いは一つ一つの狩場に仕掛けるワナの数を増やして集約するかしてもっとゆとりを持とうかと思ってます。

時間を気にしなくていい休日には何やってたんだ、とも突っ込まれそうなんですけれども。
なんで休みの日にまで仕事しなくちゃならんのだ(真顔)。


・とにかくそーいった感じで。
当地にて有害鳥獣駆除が始まるのが、例年通りだと4月中頃。それまでおよそ一ヵ月弱の間はゆっくり朝を過ごそうと思います。お隣の京丹波町では猟期からシームレスに有害鳥獣駆除が開始してるので、仕事は普通にあるのでせめて朝だけでも。

今のうちに新しい狩場を探したらどうなんだ、とも突っ込まれそうなんですけれども。
たとえ気配濃厚な獣道を見付けたとして、一ヵ月後にまだシカがそこに残っているか判りませんし。
ていうかどっか行ってしまう可能性のが高いですし。急いだところで仕方がありません。
明日できることは明日やればいいのです。いわんや一ヵ月をや。

獲れ獲れぴちぴち

・本日お仕事中、シカの解体作業をしてたパイセンBに呼ばれたので行ってみたところ。
30分前まではバンビちゃんだった、頭部と皮と内臓を取り除かれて枝肉状態になったのが鎮座してたんですが。

その元バンビちゃんの太ももとかシッポの名残り辺りが、なんかピクピクと動いてました。

・頭を切り落としても脊髄が残ってたら反射で痙攣するそうで、YouTubeに魚の切り身がびっちんびっちん跳ねまくる動画があります。
魚に限らず、脊椎動物なら起こりうる現象とのことなのですが、経験豊富なパイセン達も初めて見るそうで。よっぽど鮮度が良かったのかなー、とか話してました。

・確かに、獲れた現場は会社から車で3分程度の直近の狩場なんですが。
けどこの狩場、パイセンAが今季の猟期だけでも既に20頭近く獲ってるんですよね。なのに今回に限ってこんな現象が起きたが不思議な話。

仮説1。
何らかの理由で、いつもより鮮度が保たれた。
仮説2。
実は今までも起きていて、今回たまたま気が付いた。
仮説3。
ただの心霊現象。

仮説3は却下として、1か2なんでしょうけれども。2の場合、果たしてこれまで全く気付かないなんてあるものですかね。ならば1の鮮度?寒かったから?でも今朝くらいの冷え込みなんてそれこそ珍しくもありませんし。

ところでまったく無関係な話なんですが、普段は解体作業は僕+パイセンAかBの二人で行います。
しかし今日は諸事情につきパイセンAとBの両名が行ってました。
ええ、それだけの話。
鮮度との相関関係なんて微塵も見出すことの出来ない、取るに足らない情報でした。手際の違いがどーとか、何の話ですか?これが関係するくらいなら、心霊現象の方がまだ可能性があるとゆーものです。だから変な言いがかりはやめてくれ給え。

・ところで調べてみたら、死後の脊髄反射と鮮度は特別関係はないそうで。
(ならば仮説2なのかもしれませんが結局のところ詳細は不明。そらみろ僕は悪くない
死後に痙攣なり脊髄反射なりで動くと筋肉内のATPを消費して死後硬直が早まり鮮度が落ちやすくなる、あるいはその辺に身体を打ち付けてお肉が傷むということで、魚の場合、酒類や漁法によっては頭を落としてから更に針金などで脊髄を抜いてしまう、いわゆる神経〆を行ったりするそうです。
シカやイノシシに対してそこまでは行いません。
いや、行ってる会社もあるのかもしれませんけど。我が社の場合は皮むきを終えたら即座に冷蔵庫に入れて熟成させるので、鮮度の低下とかその辺は特に関係ないです。

・あっ、そうだ(唐突)
今週末の1月27日(土)と28日(日)、大阪はうめきたサザンパークにて開催されるわんわんマルシェうめきたスペシャル京丹波自然工房さんのドッグフード部門が出店するそうですよよく知りませんけど。
寒波も週末には緩むそうですし駅近ですし、よろしければご来訪ください。
売上が良ければ誰かさんにボーナスが出るとかもありませんし。
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